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ニューロダイバーシティとは?

ニューロダイバーシティ(Neurodiversity、神経多様性)とは、「人の思考や感情のあり方、情報処理のスタイルには本来的に多様性があり、その違いを尊重し、組織や社会の力に変えていこうとする考え方」です。近年では、発達特性や神経特性に限らず、「集中力の波」「感受性の強さ」「刺激への反応の違い」などを含め、すべての人が持つ“神経系の多様性”として捉えられています。

社会的な背景と意義

これまで組織や社会は、「一定の基準にどれだけ“適応”できるか」で個人を評価してきました。しかし、適応のしやすさは本人の能力だけでなく、環境との相性によって大きく左右されます。ニューロダイバーシティの考え方は、「適応できない人が問題」なのではなく、「適応の前提そのものが一様すぎるのではないか」と問い直すものです。
多様な神経特性を“違い”として受け止め、その人が力を発揮できる環境や関わり方を設計していく。それは、企業にとっても持続可能性や創造性を高める鍵となります。

健康経営・人的資本経営との関係

社員一人ひとりの認知特性や心理的状態を理解し、パフォーマンスを引き出すことは、健康経営や人的資本経営の実践において不可欠です。特に、プレゼンティズム(出社しているが本来の力を発揮できていない状態)への対応や、メンタルヘルス・心理的安全性の向上において、ニューロダイバーシティの視点は極めて実践的です。

HRDの視点

HRDでは、DiSC®やProfileXT®などのアセスメントを活用し、神経・行動・認知の“違い”を定量的に理解する支援を行っています。ニューロダイバーシティは「特定の誰か」のための配慮ではなく、「誰にとっても働きやすい組織づくり」の出発点と考えています。

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